○○LDKで考えてはいけない
前回は、住環境と病気には深い関係があると言う話でした。
家を快適な環境にするなら病気を防ぐことができます。
今日は、前回の続きで家が抱えている問題の2つ目、家の間取りで
私が子どもの頃は、子ども部屋がありませんでした。
田の字型で、ふすま一枚で全部が繋がっている、そう言う家でした
だから、今のような個室はありませんでした。
それが、戦後、プライバシーを重視した家になりました。
個々の独立した部屋とLDKと言うプラン。
しかも、それぞれの部屋が狭くて、密閉された空間です。
だから、窮屈で精神的な圧迫を受けているんです。
個室をつくるから家族がバラバラになってしまう。
睡眠が充分に取れない家って結構あるんです。
食事を取らないと体が動かせませんよね。
同様に、充分寝ていないと疲れが取れません。
だから、頑張って働こうと言う気持ちにならないんです。
3つ目の問題は、住環境です。
どういう環境が一番熟睡できるんでしょう?
参考になるのが超高級ホテル。
一泊1万円ぐらいじゃダメですよ。
5万円以上するようなホテルです。
そう言うホテルに泊まると、とても快適に眠ることが出来ます。
ベッドはもちろん、音も照明もそうです。
遮音性に優れているので、静かです。
カーテンを閉めれば、真っ暗になります。
真っ暗で音がしないこと。
それが快適に眠るための条件です。
自宅でも、工夫すれば出来ますよね。
音がするなら耳栓をする。
暗くしたいのであればアイマスクをする。
そうすれば熟睡できる環境になり、ゆっくり休息が取れるので病気
先日も少し触れましたけど、音とか日当たりとか臭いとか風通しと
これらのことに気をつけて考えてください。
そういうことを、あまり考えずにやってる人が多いですね。
日当たりや風通しは皆考えます。
しかし、臭いとか、音とかいうのは案外気にしないようですね。
実はそういうことがストレスの原因になっているんで
一日中、騒音がしてたらやっぱり落ち着かないですし、安らげない
それから、最近の家は、日本の気候に強制的に対処する家になって
暑さ・寒さや湿気対策は機械が行っています。
日本は、特に湿気が多いので、湿気対策は自然にできるほうがよい
その点、昔の家はそれができていました。
自然に、柱や壁や天井が湿気を吸ったり吐いたりしていました。
そういう家だと病気も起こりにくいんです。
しかし、強制的に機械が湿気の無い環境を作るから、他に影響が出
続きは、次回。
では、また。
「失敗しない住まいづくりの秘訣 総集編」と言うテーマでお送りしています。
その内容は、
・前置き
・正しい住まいづくりの手順
・失敗しない資金計画
・失敗しない住まいづくり
・病気とお家の不思議な関係
・良い子に育つ住まいづくり
・土地選びの秘訣
・業者選びの秘訣
・まとめ
で、構成されています。
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