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2018年10月29日 (月)

誰に相談相手すればいいのか

5つ目のポイント、相談相手です。

家は大きな買物です。

自分ひとりで決定するのは難しいので、誰かに相談します。

その相談相手は、おおまかに言って3つあります。

1つ目は、もちろん建築の専門家であるハウスメーカー・工務店・設計事務所などです。

それから2つ目は、金融機関や自治体など公の機関です。

3つ目は、家を建てた経験のある友人知人です。

それぞれ、一長一短あります。


例えば1つ目の業者である専門家。

最も大きな問題は、最初から答えが決まっていることです。

それは、私に頼むのが一番いいと言う結論です。

他社を勧めることは、まずありません。

ですから、相談しても他の選択肢がないんですから、相談にならないんです。


2つ目の金融機関や自治体。

これは、第三者で利害関係がないので良さそうに思うんですが、いい加減です。

何がいい加減かと言うと、責任を持たないことです。

金融機関はお金を貸す事が目的。

自治体は業務として相談に乗っています。

例外はありますが、親身になって最後まで責任を持って相談に乗ってくれる人はいません。、

そして、特定の建設会社についての判断はしません。

さらに、彼らは建築のプロじゃないです。

素人です。


3つ目の相談相手である友人知人も、2つ目と同じで建築のプロじゃない素人です。

1回経験したというだけの話。

特に専門的な知識を持っているわけでもなく、正しい判断が下せたわけでもありません。

ほとんどは感情的なもので判断しています。

「この営業マンは感じが良かった。」

「ここは親切だった。」

そういう基準で決定してるわけです。

しかも、その人の価値基準での話です。

スポーツカーが欲しい人がスポーツカーを買った人に相談なら、まだ良いです。

でもスポーツカーを望んで無い人に、スポーツカーについての相談は必要ありません。

ワンボックスカーが欲しいんだったら、ワンボックスカーを買った人に相談しなければいけません。

そうでない人に聞いても、相談にならず正しい判断は下せないわけです。


だから、

相談相手を間違えば、悪い結果を招くことになります。

じゃ、誰に頼めばいいのか?

それは、このシリーズの最後に話します。


次回は、病気とお家の不思議な関係と言うテーマでお送りします。

では、また。



「失敗しない住まいづくりの秘訣 総集編」と言うテーマでお送りしています。
その内容は、

・前置き
・正しい住まいづくりの手順
・失敗しない資金計画
・失敗しない住まいづくり
・病気とお家の不思議な関係
・良い子に育つ住まいづくり
・土地選びの秘訣
・業者選びの秘訣
・まとめ

で、構成されています。

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