森里海連環学
森里海連環学という学問があります
「森里海連環学」は、2003年に京都大学フィールド科学教育研究センター長の、ヒラメの研究者・田中克さんと、副センター長で人工林の研究者・竹内典之さんの間で生まれた学問でした。
20世紀に人間たちは、発展のためにとさまざまなものを生み出した代わりに、たくさんの生物(いきもの)を殺し、自然を破壊してきました。
研究者は、それに手を貸した人も貸さなかった人も、自分の研究分野に閉じ篭っていました。そんな反省を込めてお二人は、
「21世紀は20世紀と同じことをしてはいけない」、「失くしてしまった森と川と海の“つらなり”や“つながり”を、人間の手で取り戻さなければならない」と考えられたのです。
そして最初は、「森川海連環学」と考えられたのですが、そうすると世間がこの新たな学問を「自然科学」と考えるかもしれない、
この学問は、「社会科学」と「自然科学」が一緒になって考えてゆくべきテーマで、
「里」に住み、多くの自然を破壊してきた「人間」こそが、いま理解し、使っていかなければならないと考えられたのです。そこで、「森里海連環学」と名づけられました。(びおより)
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